禁煙

私はタバコを吸っている。
吸い始めてから２０数年になるが、まだ禁煙をしたことがない。
昨日、買い置きしていたタバコを吸い終えた。

妻の胎嚢の成長にも影響を及ぼすので、禁煙をはじめた。
とりあえず次回の検診日（3/2）までは頑張ってみよう。
私も何か努力しなければ、妻やまだ見ぬ赤ちゃんに申し訳ない。

初の検診日

2/19　妻がはじめて産婦人科に検診に行った。
昨日の夜というか、妊娠したかもと告白された夜から落ち着かない私は
今日、会社を休んでしまった。行っても仕事にならないような気がしたから。

妻は夕方、着替えを済ませ
「１時間ぐらいで戻るよ。」
と言って、産婦人科へ出かけていった。

それからは時計とにらめっこ。
５分・・・１０分・・・３０分・・・１時間・・・
そろそろ電話が来てもいい頃なのに？何かあったのか？
余計なことばかり考えてしまう。いかん、いかん。
妻が満面の笑みで帰ってくることを想像しながら、さらに待っていると玄関の鍵を開ける音。

「ただいま」
妻が帰ってきた。いつもと変わらない様子。
「おかえり」
どうした？どうだったのだろう？恐る恐る聞いてみた。
「で、どうだったの？」
「妊娠はしているらしい。エコーで胎嚢らしいものが写っているけど、小さくて
はっきり確認できないから、１０日後か２週間後にまた来て下さいって言われた」
胎嚢を確認できることをちょっと期待して行った妻は少し残念そうだった。
「そうか。でもちゃんと妊娠しているんだからね。おめでとう！」
と私は妻に言った。胎嚢が確認できないと不安なんだろうなぁ。

順調に育ってくれれば、次回の検診では胎嚢が確認できるだろう。
また１０日後かぁ。長いなぁ～。



エコーの写真
＊真ん中の黒い点が「胎嚢らしきもの」だとのこと

ドリームガールズ

公開前から見たいなと思っていたドリームガールズを公開日に見てきた。
妻が妊娠かもという時期に映画はどうかと思ったが
妻が
「映画ぐらい大丈夫だよ」
と言ってくれたので、見に行くことに。
車で映画館へ。最新の注意を払って運転。
「シートベルトにも注意してね」
と言うと
「まだお腹大きくないし、心配しすぎ」
とにっこり。そりゃそうだ。心配性は私の性格。

公開日なのですごく混んでいると思ったが、そうでもなかった。
都内なら混んでいるかもしれないが、千葉だからかな？

さあ、始まった。最初からどんどん映画の中に引き込まれていく。
アメリカの音楽界の裏側が見え隠れするストーリー。商品として扱われるミュージシャン。
華やかな舞台の裏にはプロデューサーの金の力が物を言っている。
あっという間にエンドロール。一級品のエンターテーメント映画だった。感動。

キャステングもばっちりでエディーマーフィーの歌の上手さにびっくり。
それ負けないくらいジェニファーハドソンの歌がすごかった。
アカデミー賞の助演女優賞は彼女かもしれない。
バベルを見てないからな比較しがたいが、菊池凛子さんは負けちゃうかも。
言うまでもなく、ビヨンセはすばらしかった＆美しかった。文句なし。
妻は以前
「ビヨンセになりたい」
と言っていたが、ちょっと無理かも。

と、まあ映画を楽しんだ日だった。
映画館の大音響にまだ見ぬ赤ちゃんは驚かなかったかな？
心配性の私の性格・・・

妊娠週数

妊娠週数というものがあることをはじめて知った。
妊娠週数は月経周期を28日周期として月経初日を0週0日として数えていくものらしい。
う～ん、知らなかった。

私の妻は結婚当初からまめに基礎体温を測定して記録を残している。
当然、今年の分も記録として残っており、前回の月経初日もそれを見てわかった。
その記録は表＋グラフ形式になっていて、日ごとに基礎体温をグラフ化してあるのだが
性交した日には〇がついてる。（ちゃんとチェックされているとは・・・さすが）
グラフをみると低温期と高温期がありその狭間が妊娠しやすい時期にあたるそうだ。
今回はその妊娠しやすい時期に〇があった。グッドタイミング！

妻はその記録を私に見せながら
「妊娠しているとしたら、多分この日に出来たと思う。」
と教えてくれた。まめに記録はとっておくもんだなぁ。妻に感謝。

今日で36日目。妊娠週でいうと5週と3日ということになる。
もし妊娠しているとしたら、今、妻の体では何が起きているのだろう？
さっそくネットでいろいろ調べてみた。

月経初日から2週目・・・受精し徐々に受精卵が子宮へ移動する
3週目・・・着床（受精卵が子宮に到達し、子宮上部の子宮内膜にくっつくこと）する
　　　　　　これで妊娠が確定するらしい
5週目・・・胎嚢（赤ちゃんがはいっている袋）が確認されはじめる

妻は5週と3日なので順調ならばもう胎嚢が確認できるかもしれない。
最初の検診が月曜日なので、妊娠の確認ができればいいと思っていたが
妊娠していれば、胎嚢も確認できるかもしれない。

う～ん、検診の結果を聞くまでどきどきして、眠れそうにないなぁ。

最初に

2/14　世の中はバレンタインデーで賑わっていた。

私の妻も週末からチョコ作りの為の材料をネットで購入し、前日腕によりをかけて、私へのチョコを作ってくれた。リクエスト通り、オレンジとチョコの組み合わせの小枝みたいなチョコ？をプレゼントしてもらった。さすが、お菓子作りが趣味なだけあって、とても美味しかった。

その後、妻から

「もう１つプレゼントがあるよ。」

と聞かされ、カバンか洋服かな？っと思って

「何？小物か何か？」

と聞くと

「赤ちゃんがいるみたい。妊娠検査薬で陽性だったの。」

私は口がぽか～んと開いてしまった。ドラマでは

「やったー！でかしたぞー」

な～んて大声で喜ぶシーンが目に浮かぶが、私の場合は全く予期していなかった為、喜びよりも驚きのほうが先にきてしまったようだ。

「ほんとに？おめでとう。びっくりしたよ」

これを言うのが精一杯だった。

「実は私もびっくりしてる。また遅れてるだけだと思って、前に買った検査薬使ってみたら陽性だったの。初めて陽性の線を見ちゃったよ。」

と言っている妻の驚きと喜びと優しさの笑顔は忘れないだろうな。

まだちょっと実感がない。でも、嬉しい。ほんとに。妻は41歳になったばかり。私はもうすぐ42歳になる。実はまだ結婚して2年目。熟年結婚夫婦に幸せのプレゼントが天から舞い降りてきたみたいだ。

来週、妻が産婦人科で検査をする。ほんとうに喜ぶのは妊娠が確定してからにしよう。